苦手な人に相談をしなければならないという場面があった。

その人は普段はおちゃらけたおじさんという感じなのだが、人によって態度を変える。
上の人にはヘコヘコしていて、下の人には厳しく当たる。
特に自分の興味のない、利益にならなそうな人に対してはあたりが強い。
私に対してはそこまであたりが強いわけではないが、上記のような対応をするのが個人的に気に食わないという点であまり好きではない。

相談内容は、対応としては難しく無理といわれると思っていた。
しかし返答はまさかの「そんなことか、問題ないよ全然対応可能」というものだった。

正直そのような回答をしてもらえると思っていなかったため、あっけにとられたがとても安堵した。
同時に相談してよかったと思ったし、感謝の気持ちも芽生えた。
頼りがいがあるとも感じた。

人は悪い面もあるが、もちろん良い面もある。
多角的にその人の人物像を認識しておくことが大切なのだということを学んだ。

他者に対しては良くない面ばかりに目がいきがちだが、
他者の良い面を見つけ、その人の良さを引き出すことができるよう接していきたいとも思った。